こんにちは。さすらいの開発者boonboonです。
インストール時のトラブルについて記事を書くとして、そのまま2ヶ月以上経ってしまいました…
なので、もはやどんなトラブルがあったのか忘れてしまいましたw
なので、中古のDellマシンを完全Ubuntu化したものを
Mac mini(2012)からメインマシンに切り替えて3ヶ月ほどの現在の状況と、使用感をサラリと書こうかと思います。

「Linux使ってみたいけど、以下のことが心配でなかなか踏み出せないよ‥」
- Linux使ってみたいし、使えるって聞くけど、実際のところどんなんだろう…
- どんなことができて、どんなことができないのだろう…
- 自分には合っているのかな‥

この記事はそんな人のお役に立てます!
実際、Mac miniから
メインマシンを乗り換えて3ヶ月弱使ってみました。
Mac miniの主な用途

これまで10年近く以下のMac miniを使ってきました。
- Mac mini (2012)
- CPU: クアッドコア 2.6GHz Core-i7
- メモリ: 16 GB
- 内蔵ディスク:1TBのSSD
確か、10年以上務めていた大企業を辞めた直後で、退職金ががっぽりあって、
Appleのオンラインストアで『オプション全部乗せ』みたいなことをした記憶があります。
(Mac miniのくせにトータルで20万円を超えた記憶が…)
主な用途は、
- 消費者としてのインターネットの使用(Amazonでのお買い物、YouTubeなど動画を観る)
- 趣味のiPhoneアプリ開発(Xcodeを使用)
- プログラミングの勉強(VScodeやChrome)
- オンライン家庭教師(Zoomで授業、教材をPowerPointで作る)
- 娘がペンタブでお絵かき(CLIP STUDIO、Illustrator)
- たまにサムネやヘッダー画像用の写真加工(Photoshop)
メインマシンをUbuntu Linuxに乗り換えてみて

Linuxにしても変わらないこと
まずは、メインマシンをLinuxにしても変わらないことです。
Linuxにしても、インターネットは繋がるし、
ChromeやFirefoxなどのWebブラウザは変わらず使えるし、
ブラウザの拡張機能もそのまま使えるし、
正直、ブラウザを使っているときは、
メインマシンが変わったことを忘れてしまうレベルで変化がありませんw
単なるコンテンツなどの消費者としてのインターネットの使用は、
(当たり前ですが)何も変化がありません。
Linuxにしてよかったこと
ということで、Linuxにしてもほとんど変化を意識することがなかったのですが、
ひとつだけ、「これは!!!」というよかったことがあります。
それは
『コマンド入力が身近になった』
ということです。
ReactやFlutterで開発している時、
パッケージの追加なんかで
npm install express
とか、
flutter pub add path_provider
とかで簡単にパッケージをインストールできて、
「アプリもこんな感じでインストールできたほうが便利じゃね?」
と思っていました。
メインマシンをLinuxにして、アプリも
sudo apt install hogehoge
や
sudo snap install hogbehoge
で、アプリもインストールできるのがすごく便利。
もう、昔のインストーラーをダウンロードして、ダブルクリックなんて世界には戻れませんw
Linuxになってできなくなったこと
とても便利なLinuxですが、できないこともあります。
PowerPointの数式エディタ
PowerPointの代わりは、
LibreOfficeでも、Googleスプレッドシートでもいくらでも代わりが務まります。
しかし、『数式エディタ(数式を挿入ってのです)』だけは、代えが効きません。
直感的に使える操作の簡単さ、
出来上がった数式の見栄え、
LibreOfficeにもGoogleスプレッドシートにも数式エディタがあるのですが、PowerPointのものには足元にも及びません。
数式なんか使わない人にはどうでもいいことなのですが、
高校生に数学を教えていることもあるので、
教材や説明用の資料に、どうしても分数や積分記号などを多用するのです。
Adobe PhotoshopとIllustrator
GIMPって代替品があるのは知っているのですが、
いまさら
「Photshopの〇〇って機能はどれなんだろう…」
って、探す気にならないのと、
「Wacomのペンタブは使えるのだろうか…」
なんて考えてしまうと、腰が重いです。
画像を扱うときはMacでやってます。
(当たり前ですが…)iPhoneのアプリは開発できない
Flutterは、ひとつのコードベースでAndroidのアプリもiPhoneのアプリもつくることができます。
しかし、iPhoneのアプリをつくるにはXcodeが必要で、それにはMacが必要になります。
AWSのEC2でOSをmacOSにすればできるって聞いているのですが、
それなら、Mac買おうかな…と思い、昨日M1のMacBook Air (今更…)を購入してしまいましたw
ということで、iPhnoeアプリはLinuxでは、原則つくれませんw
こんな人はLinuxをメインマシンにしても大丈夫!

以上、Linuxにしてみた状況を書きましたが、
3ヶ月使ってみて自分は「Linuxをメインマシンにして大丈夫!!」と確信しました。
そんな自分を顧みて、おそらくこんな人はLinuxをメインマシンにしたら、
より日々のPCライフがより楽しくなると思います。
- トラブルがあってもGoogleで検索して解決するのが苦でない人
- マウスを操作するために右手をキーボードから話すのがめんどい人
- MS OfficeやAdobeのアプリ、Xcodeなど、使わなければいけない特定のアプリがない人
トラブルが多発するわけではなく、
むしろ、ほとんどトラブルがなく、Linuxを使っていることさえ忘れてしまうのですが、
やはりMacやWindowsと違って、何か起きてしまったときは頼れるのはGoogle先生だけです。
そういうトラブルがあったとき、解決したときの爽快感を想像してワクワクしてしまう人は、間違いなくLinux向けの人でしょう。
こんな人はLinuxをメインマシンにしないほうがいいと思う

向いている人と逆になるのですが、
- とにかくトラブルが発生したら、もうお手上げ、「自分で…なんて無理!」な人
- コマンド入力なんて煩わしいだけでなんのメリットも感じない人
- MS OfficeやAdobeのアプリなど、仕事上特定のアプリを使わなければ行けない人
考えることを放棄して、なにかあったら金払ってでも誰かにやってもらう…
そういう人にはLinuxは向いてないかな…と思います。
XcodeのようなMacやiPhoneアプリの開発には必須と思われるものさえ、
「AWSを使ったら….」
という代替手段は必ずあるものです。
「Linux興味あるけど、ちょっと難しそうなイメージ…」
と思ったら、いきなりLinuxをメインマシンにするのでなく、
ちょっと使ってみるからはじめてみるのもひとつの手です。
実は、自分も、仕事でWSL2 + Ubuntu + docker を使わなければいけなくなって、
使ってみたら、
「コマンドラインって便利じゃね?」
と目覚めてしまったクチです。
ぜひ、Linux Worldに飛び込んでみてください。
(あれ?これってそういう記事だったっけ?)
最後までよんでいただきありがとうございます。