こんにちは。さすらいの開発者boonboonです。
前回の記事を書いてから1年以上たってしましました。
その間にいろいろあったのですが、今日はそのうちのひとつ、
System76という、Linuxをプレインストールしたパソコンを購入し、
それがめでたくメインマシンになった話をします。
この記事は…

「Linux使ってみたいけど‥」
- なんとなく不安…
- 海外のパソコンメーカーからの購入って大丈夫?

この記事はそんな人のお役に立てます!
自分自身、なんだかんだと、もう1年以上Linuxをメインマシンにして、日常と仕事を過ごしてきました。
なので、少しはそういう不安に対して回答できるかな…と思います。。
System76ってどんなメーカー?

System76とは、アメリカのコロラド州デンバーにあるLinuxがプレインストールされたPCの製造業者です。
日本からでも、公式サイトを通じて、これらのパソコンを購入することが可能です。
また、Pop!_OSというUbuntuベースの独自OSをリリースしています。
ちなみに、Pop!_OSは、Linuxのディストリビューションのランキングをつけているhttps://distrowatch.com/で、常にトップ10以内にランキングされている人気Linuxのひとつです。
また、今回購入したLemur ProはこちらのWiredの記事にもあるように、なかなかの評価を得ています。
System76の「Lemur Pro」は高性能でほぼ完璧に近いLinuxノートPC:製品レビュー
System76購入のきっかけ

そもそもDellのLatitude 5480からこのLemur Proに乗り換えようとしたきっかけは、Flutterの勉強中に起きた、ビルド10分間事件でしたw
ずーっと、10分近くかかるビルド時間を「こんなもので仕方ない」と思っていました。
ただ、ひょんなことで、借り物のMacでビルドしたとき、これが1分もかからなかったのです。。。。。
いや、これ、もしかしたらめちゃくちゃ人生損してるのでは…と思い、だったら多少の投資もありと判断したのでした。
Macのスピード(しかも、M1 Mac)に感動したのでM2のMacを買おうとしたのですが高い…
なので、それなりのWindowsマシンを購入して、Linuxに置き換えちゃおうかともおもったのですが、それなら、ちょっと冒険だけど、前から気になっていたSystem76のLemur Proを買うことに決めちゃいました。
注文してから製品が届くまで

System76の公式サイトで購入することが可能です。
購入プロセスは海外にも対応しており、日本を含む多くの国への販売・出荷が可能になっています。
購入時には、Macでお馴染みのPaidyに似た金利手数料なしの分割払いの仕組みも用意されているようですが、このサービスは米国とカナダに居住する人に限定されているようで日本からは利用できませんでした。
なので、クレジットカードの一括払いか、分割払いをするなら、クレジットカードの分割払いサービス(通常金利・手数料がかかります)を利用するしかないようです。
支払いに関しては、クレジットカード情報を入力するだけでなく、メールを通じた認証など、少し複雑なプロセスとなりました。
メールはもちろん英文ですが、Google翻訳を使えば問題ないレベルでしたね。
このような手順はめんどいのですが、国際的な取引の安全性を高めるためにはしかたないのかな…と思います。
注文後の出荷プロセスについては、My Pageからリアルタイムで確認することができ、注文から約10日ほどで製品が到着しました。
自分の場合、クレジットカードの承認が手間取った関係で、ちょっと心配だったのでメールで問い合わせをしました。
返事はすぐに来たし、出荷後も、システムからの自動メールに加えて、問い合わせに応じてくれたカスタマーサービス担当者からも「出荷したぜ!」的なメールがきました。
今回はトラブルはなかったのですが、トラブル時の対応も悪くないのでは、と思いました。
製品が手元に届けば、電源を投入し、通常のPCと同様に設定を行うだけで、すぐに使用を開始することができます。
WindowsやMacと大差ないですね。
Pop!_ OSの設定も日本語で直感的であるため、とくに困ることはありませんでした。
メインマシンとして使用してみて

もう、快適の一言です。
Flutterのビルドは1分もかからないし、VSCodeはもちろん、いま話題のAIエディタのCursorも使えて快適です。
以前の記事で紹介したように、高校生の数学教材をつくるためにPowerPontの数式エディタが代えがきかず、その時だけMacをつかっていたました。
が、しかし、探せばあるものです。
ONLYOFFICEというOfficeアプリにはPowerPontもびっくりの高性能で使いやすい数式エディタがあったので、現在はこちらを使用して教材を作っております。
ただ、FlatpakでインストールしたZoomのバーチャル背景の画像がうまく追加できないため、Zoomで事業をするときだけは、どうしてもMacを使っています。
もう、これが唯一Macを使う場面となってきました。
おまけ

Macが高いからとSystem76のLemur Proにしたのですが、
メモリを40GBにしたりしたためか、クレジットカードの請求書をみたらMacより少し高くなってましたw
でも、$2000はしなかったので、いや、この値段はおかしくないか…と思ったのですが、なんと、円安だったのですね、このとき。
我が家は、3年ほど前に番組がくだらなすぎてパンチで破壊して以来、テレビがありません。
また、くだらないのでニュースも見ていません。
なので、こんな円安になっているのなんて知らんかったです。
やっぱり経済ニュースくらいはGoogleで見といたほうがよいんですね。
最後までよんでいただきありがとうございます。